〈番外編〉田舎での事件簿②

続いてその②

「障子の張替え事件」

あるお天気の日、私の母(以下セツコさん)のたっての頼み「障子の張替え」をすることになりました。

障子の張替えなんて、小さい時に手伝ったかもしれませんが、どうやるのかなど記憶にありません。

 

しかし、今はYou Tubeですぐに学習できて便利。15分ほどで理解しました。

 

まずは古い障子を濡らして破り
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枠を乾かしている間に、ホームセンターに材料を買いに行って、張る作業に突入するわけですが、

お天気もよかった為、遠出してしまって帰ってきたのが夕方でした。

夕食後、セツコさんはお疲れの様子でしたが、私と娘と3人で障子張りを始めました。

セツコさんと娘がノリを塗って、私が障子をカットして張ります。

セツコさんは孫が誤って新しい障子を破らないか心配でたまらない様子で、何度も何度も「踏まないでよ!絶対!」と念をおしていました。

 

そして、いよいよ完成間近になったその時、事件が起きました。

セツコさんが場所を移動しようと立った時にフラついて

張り替えたばかりの障子の上にドッシーン!!

転びました。

娘「あーっ!!👉」

 

張ったばかりの障子が一区画破けてしまいました。

(ああ。残念でしたね)←私の心の声

 

しかし、娘は責め立てます

「ちょっと!せっちゃん※!なんてことしてくれたの!?」

※娘はセツコさんのことをせっちゃんと呼びます

1番辛いのは本人なのだよ。娘よ。

そんなに責めないであげて。

 

その日以降、なにかでに怒られると娘は即、「でもせっちゃんはこの前新しい障子破ったんだからね」

と反発。

弱み握った、みたいになってました。

 

とにかくよく言い争いをするセツコさんと娘。

毎日のように口ゲンカしてましたが、東京の感染者数が落ち着いてきて帰る日が決まった日の夜、娘は寝る前にセツコさんのいるリビングにお休みの挨拶に行ったと思ったら

「あと少しだから仲良くしようね。おやすみなさい」

 

と言ったらしく 

セツコさんはおどろいて、私が言わせたんじゃないのか、と寝室に聞きに来ました。

それは私も驚くわ!

その時はまだ4歳の娘、なんだか大人な1面でした😄